眼圧下降点眼薬は、安全性の高い薬ですが、体質によっては、様々な「副作用」が現れることがあります。これらの副作用は、点眼を続ける上での、大きなストレスとなり得ますが、その多くは、対処法があったり、薬の種類を変更することで、解決できるものです。大切なのは、「これくらいは、我慢しよう」「薬だから、仕方ない」と、自己判断で、一人で抱え込まず、どんな些細なことでも、主治医や薬剤師に、正直に相談することです。まず、最も多い副作用が、目の「局所的な症状」です。「充血」や「目の周りの色素沈着」は、特に、プロスタグランジン関連薬で、よく見られます。点眼後に、あふれた薬液を、ティッシュなどで、きれいに拭き取ることで、ある程度、軽減できます。「しみる」「かすむ」といった、点眼時の不快感は、炭酸脱水酵素阻害薬などで、見られます。これも、多くは、一時的なものです。「アレルギー性結膜炎」による、かゆみや、目やには、ブリモニジン(α2作動薬)などで、比較的、起こりやすい副作用です。これらの症状が、どうしても我慢できない場合は、同じ効果を持つ、別の種類の薬に変更することで、解決できる可能性が、十分にあります。次に、注意すべきが、「全身性の副作用」です。特に、β遮断薬を使用している方で、「息切れがするようになった」「脈が遅くなった気がする」「体がだるい」といった症状が現れた場合は、薬が、心臓や気管支に影響を及ぼしている可能性があります。これらの症状は、緑内障とは、全く関係ないように思えるため、患者さん自身が、副作用であると気づきにくいのが、難しい点です。何か、体調に、これまでとは違う変化を感じたら、「年のせいかな」と片付けずに、まずは、「今、使っている目薬の副作用の可能性はありますか?」と、医師に尋ねてみてください。あなたのその一言が、思わぬ副作用の早期発見と、より安全な治療への、切り替えのきっかけとなるのです。
副作用かな?と思ったら、自己判断せず、まず相談を